■歯周病はホメオパシーで治ります
歯周病は、いろいろと複雑な原因がありますから、感染や、外傷、全身的なことによる歯周病ということになります。
歯周病は歯肉の病気であり、骨の病気です。歯肉と骨というのはストレスが加われば反応があります。ストレスから、全身的に代謝が悪くなったりすることで骨もなくなってきますし、薬の影響で歯肉も腫れてきます。それは、最初は薬であったり、外傷であったりしたところにストレスが加わり反応します。
見えるストレスと、精神的なストレスがあります。精神的なストレスというのは、体の代謝を変えてしまいますから、感染しやくなります。まず、歯の周りが細菌に感染しやくなります。全身的には糖尿病や代謝が悪い病気などにかかっている人は感染しやくなり、感染に弱い状態になった時に、初めて歯周病がひどくなります。
歯周病は、慢性的なものと急性的なものがありますが、慢性的なもの、複雑なものがある状態で起こった時に、感染を取り除いて、歯石や異物を取り除いたあとに、骨と歯肉が健全な組織になるようにするという薬はありません。
ポケットが4ミリ以上になった時には酸素がない状態ですから、そこで生きる嫌気性の菌が感染しやくなって、それを殺すには空気がなくて生きている細菌を殺す抗生剤でないと効かないんです。それをやっつけた後、自分の組織を上げるには、ホメオパシーを使います。歯肉と骨の関係がすごく良くなって来ている感じがあります。
感染している時は、それを取り除くホメオパシーで治し、嫌気性菌がいる時は、抗生剤で、それで細菌がいなくなりポケットだけになったら、骨を再生したりするようなものを投与すると骨が再生してきます。通常は歯肉の方が再生する能力が早いので骨にならずに歯肉になってしまいますが、ホメオパシーを使用しますと、骨の再生のスピードが早くなるように思います。ですから、全体が歯肉で治癒するよりも、歯根膜や骨の方がグッと上がってくるように思います。無くなった骨が骨らしくなってくる。
普通の歯周病の治療ですと、骨が出てこないので再生医療をするか、歯周病治療で、再生医療をしないで、急性的、慢性的に無くなった骨が、周りをキレイにして、感染源を取り除いた後、治癒は、自分なりに元通りにしようとする治癒能力が、ホメオパシーでは骨が出て来るということがあります。歯の周りが汚れていて、感染がひどい場合は、感染を取るホメオパシーでも治りますが、治癒にはならない。確実に歯周病の治療をやって、それから骨を作る方のホメオパシーの使用は効果があります。
ですから、歯周病治療の時期が、重度の歯周病になってしまうと、その歯周病の感染、汚れたものをポケットの中から取り除く技術の方が複雑になってきますので、ホメオパシーを使ったからといっても治らないことがあります。
つまり、軽度、中程度の歯周病で、歯周病の従来の処置をきちっと出来た後、ホメオパシーを使うと、動揺が止まったりするケースが結構あります。急性的に膿が溜まって骨が無くなった時は、感染がそれほどひどくない場合は、感染を取り除くホメオパシーで、かなり治ります。
■歯周病でのホメオパシーのレメディ
ヘパサルファ、シリカ、カレンデュラで、急性の感染症の時は治ります。
歯周病も、根尖性歯周炎と辺縁性歯周炎がありますが、細菌は違います。
根尖性歯周炎の場合も、ヘパサルファ、シリカ、カレンデュラは有効です。
それで治ったら、ピロジェンは歯肉に対して抵抗性が出てきます。あるいは、ピロジェンとプラス他のレメディという組み合せも効果があります。