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■歯周病予防
歯周病は細菌感染と噛み合わせの問題になります。噛み合わせと細菌感染の両方から診ていかなければいけません。どちらの作用が大きいかということを見極め、また、全身的な基礎疾患があるかないかを診ていきます。
歯周病は、原因の最初は感染だと思います。それに噛み合わせがプラスされるから複雑になってきます。
歯周病のない方でも、長い間噛んでいると、歯はすり減ってきます。減ってくると関節も減ってきます。そうしますと、膝の関節が痛いとか、骨格が変わるわけです。減ってくるから老化してくるんです。
自然のステップかもしれませんが、関節もすり減ってきて、歯もすり減ってくる。その減り方が、例えば歯の減り方が70歳から減ってくれば、100歳まで生きる。それが40歳から減ってきますと、この人の寿命にやはり影響してくると思います。
歯の減り方や歯が欠損があり、同時に歯周病が起きれば歯はなくなっていまう結果にもつながります。なくなってしまえば、極端な言い方ですが、少し寿命が短くなってしまうということにもなります。これは極端な言い方ですが、そういうことになります。
歯を失い、放っておきますと、かみ合わせにも影響してきます。そして全身的健康にも影響を与え、何らかの症状がでてきます。自然に減る状態で、ストレスのない生活を送れている方でしたら、100歳以上生きることが出来ると思いますが、歯の状態によっては寿命にも影響を与えることにもなります。
歯の減り方は、ストレスがあったり、事故で歯を失ったり、むし歯があったり、歯周病が起ったり、と様々な要因を持っているだけで、歯の減り方も早かったり、遅かったりと変わってくるわけです。

■感染からくる歯周病
歯周病が感染を原因とするものは、歯に歯石がたまり、歯肉に炎症を起こさせて、感染していきます。しかし、歯石がついても噛み合わせがしっかりしていれば、歯周病の進行を遅らせます。
例えば、一本の歯を悪くして、その歯をかばうようにするために、噛み癖ができ、隣の歯も負担過重が大きくなることにより、歯周病が起こりやすい状態になります。歯周病が起これば細菌も増えますから、また感染してというぐあいに広がっていきます。

■ 噛み合わせからくる歯周病
噛み合わせからくる歯周病はどのように対処していくか、それは噛み合わせ状態を良くして行きます。
噛み合わせ状態がそのひとに合っているかどうかという診断は、なかなか難しく、当たるとこを削ってもかみ合わせは治らないことがありました。ここをこのように削ったらいいという診断できないとまずいと思います。内藤噛み合わせ治療研究所では、聴力値で診た噛み合わせ診断で、噛み合わせを調整していくことが出来、噛み合わせ全体のバランスを良くすることができます。